いまさら聞けない用語集

DC

DCとは、ダイヤチタニット(*1)超硬チップの通称「ダイヤチップ(Dia Chip)」の略称である。

タングステンカーバイド(英:tungsten carbide、化学式:WC)を主成分とする超硬チップを指す。

超硬チップは持針器の先端の針に接する面や、ピンセットの先端内側面に付いていることがある。高硬度な材質で縫合針を把持することで安定性が向上し、また耐摩耗性が高いため、機能的な耐久性が向上する。 

田中医科器械製作所の商品で超硬チップが付いているものには、商品名に「DC付」と表記されている。(*2) 弊社商品に付いている超硬チップは交換修理が可能なため、手術器具自体の寿命を延ばす効果が期待できる。 

読み方:でぃーしー

別名:超硬チップ、TC、WC   

  

(*1)ダイヤチタニット:三菱マテリアル株式会社商標

(*2) DC付持針器の販売開始当時、ダイヤチタニット(*1)の超硬チップを採用していたことが由来。なお、超硬チップの成分にダイヤモンドは含まれない。