鋼製小物
鋼製小物とは、医療行為が実施される際に医師や看護師の手の代わりとなって働く手術器具である。
代表的なものでは、目的物を把持する「鉗子」や閉じて掴む「ピンセット」、骨を切除する「のみ」や、「のみ」を叩くための「ハンマー」などがあり、使用用途によってその種類は多岐にわたる。
材質は錆びにくいステンレス材が用いられることが多いが、用途によってステンレス以外の材質が用いられることもある。
医療機器が人体へのリスクに応じて4つに分類(クラス分類)されるなかで、鋼製小物は一番リスクが低いとされる「クラスI」に位置づけられる。
読み方:こうせいこもの