ガンギ(雁木)とは、階段に似た形状をもつ構造物である。
手術器具においてはストッパーの機能を果たし、ガンギを掛け進めることで拡大・縮小・把持等の状態を維持することができる。ガンギの数は目的・用途・用法に合わせて3段~10段を超えるものまで様々ある。
田中医科器械製作所では、止血鉗子・剥離鉗子・持針器等に採用されている。
空を飛ぶ雁 (がん) の列のようなギザギザの形や模様が名称の由来(諸説あり)。
読み方:がんぎ
別名:ストッパー、ラチェット